相場の上げ下げに一喜一憂するのではなく、あらかじめ決めたルールに、ただ従う。そのルールを、人の手を介さず毎日実行し続けるのが、このシステムです。
このシステムは何をするのか
株式投資でいちばん難しいのは、銘柄選びよりも「感情のコントロール」です。上がれば欲が出て高値を買い、下がれば不安で底値を売る。多くの失敗は、ここから生まれます。
そこでこのシステムは、判断の一切をあらかじめ定めたルールに置き換えました。毎営業日、200銘柄を超える日本株を自動でスキャンし、ルールに合致した銘柄だけを「シグナル」として提示します。人の気分や思い込みが入り込む余地をなくすことが目的です。
自動シグナルシステムの流れ
シグナルが生まれるまでの流れは、次の4つのステップで成り立っています。すべて自動で、毎営業日くり返されます。
三つの戦略 ― 順張り・逆張り・成長株
相場には、勢いに乗るべき局面、下げすぎの反発を狙う局面、保ち合いから飛び出す成長株を捉える局面があります。このシステムは、性格の異なる三つの戦略を使い分けて銘柄を探します。
どの戦略を使うべきかは、その時の相場の状態によって変わります。それを判断するのが、次の「相場環境の判定」です。
相場環境を読む ― マーケットレジーム
同じルールでも、相場全体が穏やかなときと荒れているときでは、結果が大きく変わります。そこでシステムは、毎日まず相場全体の状態を判定します。
- 強気相場・中立・弱気相場・暴落相場の4段階で、今の地合いを判定
- 判定には、恐怖指数(VIX)や日経平均などの客観的な指標を使用
- 相場が危険と判断されたときは、安全装置(HALT)が働き、無理にシグナルを出さず見送る
「何もしない」も立派な戦略です。チャンスがない日に無理に動かないこと ― これが、感情に流される売買から身を守ります。実際、シグナルは数日に一度しか出ないことも珍しくありません。
ダッシュボードで見られること
これらの判定結果は、すべて1つのダッシュボード(管理画面)に集約されます。今日のシグナルから、過去の記録、相場環境まで、ひと目で確認できます。
今日のシグナル
本日ルールに合致した銘柄と、現在の相場環境を表示。
シグナル履歴
過去に出たシグナルを、戦略・日付つきで一覧。
累計の記録
総スキャン回数・シグナル件数・安全装置の発動率などを集計。
発生カレンダー
どの日にシグナルが出たかを、月単位で可視化。
戦略×環境マップ
どの相場でどの戦略が機能したかを俯瞰。
トレード記録
実際の売買を記録し、損益を記録・検証。
このシステムとダッシュボードは、特定銘柄の売買を推奨するものではなく、著者自身の投資手法の「研究記録・実運用記録」を公開・共有するものです。表示される内容は、利益を保証するものではありません。