この本の内容
伝説の投資家たちは、実は「別々の物理法則」を極めていました。BNFの乖離率逆張りはバネの復元力(検証では、深く伸びたバネほど強く戻り、反発は通常の8倍)。リバモアのピボタルポイントの正体は、水が100度で沸騰する相転移。ミネルヴィニの新高値買いは慣性の法則そのもの。彼らの“経験則”を、本書はすべて実データで数え直しました。
本書の3つの約束——①数式は1本も使わない(電車とバネと地震とロケット、中学の理科で足りる)②10の法則すべてを、AIと実データ(VIX36年分・日米約2,500銘柄・S&P500の155年)で検証済み、コードは巻末に全掲載 ③都合の悪い結果を隠さない。10の法則のうち1つは検証で落ち、その章は削らず、落ちた経緯ごと載せています。
- 第1章 慣性の法則 ― なぜ「上がった株」を買うのが正解なのか
- 第3章 相転移の法則 ― リバモアが人生を賭けた、たった1度
- 第4章 作用反作用の法則 ― 160万円を200億円にした男のバネ
- 第7章 臨界の法則 ― 暴落に「原因」は存在しない
- 第9章 余震の法則 ― 暴落には2つの死に方がある ……ほか全10法則+終章
こんな方におすすめ
- 手法は覚えたが「なぜ効くのか」を誰も教えてくれなかった方
- 暴落のたびに狼狽売りして後悔してきた方
- 投資1年目の方(専門用語はすべて本文中で解説。生徒役の後輩が代わりに質問してくれます)
読み終えたとき手にしているのは、上がる株を見分ける物差し、暴落の夜に眠れるようになる計器盤、そして自分がいま市場で何をしているのかを説明できる言葉。実践編『暴落は、減衰する』とあわせて読むと、相場を「物理で読む」武器がひとそろい揃います。