著書自社株買い・TOB・TOPIX入れ替えを全検証

自社株買い・TOB・TOPIX入れ替えを全検証
新刊 Book

自社株買い・TOB・
TOPIX入れ替えを全検証

株の需給には、事前に「誰が・いつ・いくら買うか」が公表されているものがあります。指数の入れ替え、自社株買いの決議、TOB。どれもJPXやEDINETで、実施の何週間も前に公表されます。なのに、その情報で儲けたという話をあまり聞きません。本書は、4種類の公表資料をすべて検証しました。

数えたもの

使ったのはJPX・日経・金融庁EDINETの公表資料だけです。「このあたりが対象になりそうだ」という予想銘柄リストは、1件も使っていません。

分かったのは、大口の買い手には2種類いるということ

値段を見ずに買う相手――インデックスファンド。値段がいくらでも買い、買い終わったら消えます。組入れ直後5営業日の成績は−2.50%(勝率36.3%、p=0.0115)。買いが終わった瞬間が天井でした。TOPIX除外銘柄は、実施日直前3営業日に10回中10回下げています(平均−1.57%、p=0.0027)。

値段を見て買う相手――自社株買いをする企業、TOBの買収者。高ければ買わず、安ければ買います。公表後20営業日の超過リターンは+2.90%(勝率61.9%、p<0.001)。しかも取得期間中、TOPIXが下げた日だけ +0.083% 改善していました。上げた日には差がない――買い支えの跡です。

同じ「大口の買い」でも、正反対に扱わなければいけない。それがこの本の結論です。

都合の悪い結果も、そのまま載せています

検証の限界(生存バイアス、対照群の選抜バイアス、逆因果の可能性)も、付録に全部書いてあります。

数字は、あなたが自分で確かめられます

一次資料はすべて無料で手に入るものです。本書の数字34項目をCSV原本と照合するスクリプトも、検証をやり直す手順も、付録に書きました。条件を変えて試して、結論が消えるなら弱い発見です。そこまで含めてお渡しします。図8・表44。

答え合わせの約束

2026年10月にTOPIXの第2段階が控えています。本書は第11章で予測を書き、実施後に実測して公表すると約束しました。外れたときも、そのまま書きます。読者特典として無料でお配りします。

無料の解説個人投資家が機関投資家の動きを読むには|公表資料のどこを見るか シリーズ第1巻勝つ1割の非常識スイングトレード|同じ検証の作法で、売買の「当たり前」13個を数えた巻

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