13個を数えた結果
- 勝率39%のルールが、10年間ずっと資産を増やし続けた
- 「最も深く落ちた銘柄」を選ぶと、期待値はマイナスに転落した
- 出来高急増を条件に足しても、成績はほぼトントンだった
- テクニカル指標26個のうち、使えたのは9個だけだった
- 入り方を変えずに出口だけ変えたら、負けるルールが勝つルールに変わった
- 手法を1文字も変えず、資金を2つに分けただけで、資産の落ち込みが半分近くまで浅くなった
いちばん都合の悪い結果
本書に必勝法はありません。検証がそれを許さなかったからです。同じルールを10年続けても、運次第で資産は0.58倍にも5.6倍にもなりました。同じルールで10年後に元本割れする確率が2割ほどあることも、そのまま書いてあります。
代わりに載せたのは、どんな手法を選ぶときにも使える「1割の側の考え方」と、それを自分の手で確かめる方法です。
日中、チャートを見られない人のために
著者は16年間、会社員をしながら相場と付き合ってきた兼業投資家です。日中はチャートを見られません。それでも続けられる形として、朝10分で完結し、発注した瞬間に結末まで決まっている手順を組みました。スクリーナーの条件、朝10分のチェックリスト、買う前の30秒チェック、出口記入シート、月次成績表、資金設計シートは、巻末の「実践パック」にまとめてあります。図表88点。
こんな方におすすめ
- 兼業で、日中に相場を見られない方
- 勝率を上げようとして、かえって成績が悪くなっている方
- 「効く」と言われている条件を、一度自分で確かめたい方
- うまくいかなかった検証こそ読みたい方
本書は「勝つ1割の非常識」シリーズの第1巻です。以降の巻(チャートパターン全33種/需給/決算またぎ)は、この巻で決めた同じ検証の作法――定義を先に固定し、効かなかったものも同じ重みで載せる――で書いています。